供物は、死者の霊を慰めるために霊前に供える品物、香典(香奠)は香を供えるという意味で、香を持参するかわりの香の料(代金)というわけです。昔は、葬儀のための米や麦、野菜など、弔問客がすべて現物を持ち寄りました。しかし、現代では香をはじめとする葬儀に必要なものはすべて喪家側が用意するようになりました。今では不時の出費に対する相互扶助の意味合いも強くなり、供物ではなく、香料として現金を贈ることが一般的になっています。そして宗教に関係なく、霊前に供える現金をすべて「香典」というようになっています。一方、供物は霊前に供える品物や花のこと。故人の好きなものでよく、特に決まりはありません。また、香典の表書きは、故人の宗旨に合わせた書き方をします。仏式では「御香料」「御供料」など、神式なら「御玉串料」「御神饌料」、キリスト教式は「御花料」(プロテスタント、カトリックとも)、「御ミサ料」(カトリック)など、宗旨がわからないときは、「御霊前」とします。どの宗教でも通用するのは「御霊前」です。「御霊前」とまちがえやすいものに「御仏前」がありますが、これは一般的に四十九日以降の法事に用いられるもので、香典のときには使いません。また、はすの花のついた市販の不祝儀袋は仏式用のものです。
お食事が進行しているときは、各テーブルには必ず担当のウェイターがいて、彼らがその席のことに関してはすべて責任持って対応してくれるシステムです。言い換えれば、他のウェイターに頼んでも話が伝わらないこともあります。何かを落としたり、こぼしたりしても、自分で拾おうとしないで、担当ウェイターにまかせましょう。スタッフは全員名札をつけていますから、自分のテーブル担当者の名前を覚えておけば、よりスムーズになります。逆にウェイターは常に自分の担当テーブルに気を配っていますから、目で合図を送ればすぐに気づくはずです。また、魚と肉のナイフを間違って使ってしまったときは、気がついた時点で取り替えてかまいません。汚れたナイフは元の位置にもどしておきましょう。お皿を下げるときにウェイターが新しいものと取り替えてくれます。
ビジネス文書の基本は一般の手紙文の構成と大差なく、美辞麗句を使う必要がないのでほんとうは簡単なものです。ましてあなたが取引先と文書の交換をする立場にあるのなら、お手本には事欠かないはず。「これは使える」と思ったものをコピーして保存するか、捨ててしまうかで、ずい分変わってきます。また、一度書いた依頼状や詫び状もサンプル例としてファイルしておくと、ちょっとした順列組み合わせで、素早くしかもウマい文書がラクラク出来てしまいます。〈構成上のポイント〉・後付け(日付、名前など)は最初に出す。・冒頭に用件名を入れる。・別記で要点を箇条書きにする。・横書きが基本。〈わかりやすさとていねいさのポイント〉・5WIHを意識する。・結論を先に書く(ていねいになりすぎてあいまいな表現は逆効果。希望や条件ははっきりと)。・一つの文は極力短くする。・一文書に複数の用件を盛り込まない。・数字、人名など間違いがないように確認する(名前は極力フルネームで。漢字がわからないからといってカナ書きでごまかさない)。・最初と最後のあいさつの部分だけ礼儀正しくするのではなく、途中もていねいにすると印象がガラリと変わる。たとえば「お会いしたく思います」を「お会いさせていただきたく思います」にする。